自家タンクとは
大量のガソリンを利用する運送会社やバス会社などは、ガソリンスタンドで給油を行うのではなく、自社の車両基地に設置した自家給油設備(インタンク)を設置しているケースが多くあります。車両基地ですぐに給油できたり、大量の仕入れによるガソリンのコストを下げたりすることができるメリットがあります。一方でガソリンという危険物を自社で扱うからにはリスクも抱えています。
腐食による燃料漏れが社会問題化
地下に埋蔵されたインタンクや経年劣化により腐食することで、内部に貯め置かれたガソリンなどが土壌へ流出してしまう燃料漏れ事故が大きな社会問題となっています。これらの問題を重く見た消防庁は、漏洩対策を義務化し、流出防止対策を規定しました。
もし事故を起こすと大変なことに
万が一燃料の流出事故を起こしてしまうと大変なことになります。周辺土砂の廃棄や配管の入れ替えなど、多額の補償が必要となってしまいます。またそれが自社保有ではない、周辺の土地へ流出してしまった場合は回復費用も莫大になり、その影響も大きくなります。
定期的な点検・メンテナンスが重要
何よりも日常的な点検が重要です。しかし、地下タンクは目に見えないため、問題が発生していても気がつきにくいというところが厄介です。専門業者による点検とメンテナンスを怠らずに、リスクを未然に防ぐことが大切です。木村商事では、インタンクの保守・点検を行なっています。少しでも不安なことがあれば、ぜひご相談ください。